相原一希 公式ブログ「Life is Beautiful.」

ADHD<注意欠陥・多動性障害>でLGBTQ+<性的マイノリティ>の 相原一希が日常を綴ります。

【32/100】私らしく生きる方法を探しています。

こんばんは。相原一希です。

 

 

気づけはあと8記事で400記事到達することに気づいた今日この頃。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

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この間、何冊目になったか分からないお薬手帳を眺めていたら、

ここ数年間でのメンタルの落ち幅が半端でなかったことに気づき、

今は少しだけでも軽くなっているのかぁ。と思って少しだけ前向きになれました。

 

 

ADHDと診断された時の診断書もいまだにとってあります。

あれは忘れもしない、2017年のクリスマス。

 

 

あれからすでに4年がたちますし、抗うつ剤を処方されはじめてから、

3月で丸7年。8年目に突入しています。

 

 

その間に転職すること5回。

 

 

定着しない状況が続きました。

それは、気分の浮き沈みで、起床ができなかったり、あるいは過眠状態になってしまい、昼夜が逆転して体調を崩したり。

いわゆる遅刻の常習犯でした。

 

 

今でもまだ完全に朝が弱いというのは克服ができていないし、

どうすれば”普通”の生活が出来るのだろうかと思っていたりしますが、

私にとって、普通に生きることはとてつもなく高いハードルに見えます。

 

 

投薬なしにそれができるのかといわれたら、正直自信がありません。

ADHDとは墓場まで付き合うつもりで考えているのも大きな要因だと思いますが、

実際に良くなったと思う節があまり見られず、

割とメンタルバランスを取ることだけで精一杯なところもあったりで、

結構何やってるんだろうか私は・・・。と自己嫌悪に陥ることも常です。

 

 

職業柄いろんなことに挑戦することは好きですが、

自分で継続していけるかと言われたらどこかできっと飽きが来てしまうだろうから、

次の次を常に見据えていかないとモチベーションが保てない節があります。

そういう意味では、コンサルタントとして動いているときが一番楽しいのだけど。

 

 

じっと座っていられないし、忙しくなるとケアレスミスを多発するし、

とりあえず自分が素で居られる瞬間は仕事をしている時にはありませんでした。

 

 

周りに合わせないといけない。

みんなと同じようにしなければいけない。

男なんだから、これくらいの仕事はこなせなきゃだめだ。

男なんだから、我慢してナンボだ。

 

 

とどこかでそんな風に出来もしないことをずっとしていたような人生でした。

 

 

でも、会社のルールの外で生きる側、フリーランスで生きる人間として社外の人と接するようになって、学んだことも多いですし、

今まで自分の中にずっと封印していたパンドラの箱を開けられた。

 

 

会社員として固定で給与をいただけることはもちろん感謝すべきことだということも理解できましたし、

それ以上に自分で食べていくためには、なりふり構っては居られないということも経験で学びました。

 

 

そして、いつの間にか自分自身がいろいろなことに対して、

興味を示さなくなってしまったことにも同時に気づきました。

 

 

仕事に関係のある事以外は基本的に興味が湧かない。

 

 

例えば、映画を見に行くであったり、

音楽を聴くであったり、娯楽らしい娯楽を楽しむ余裕がここ最近の私にはなかったなぁと。

 

 

ゲームをするのも楽しいと感じることはありますが、

寝る時間を削ってでもやりたいかと言われたらそうでもないし、

熱中する何かが本当に最近無くて、

例えば配信するにあたっても、果たして前のようにペラペラとしゃべって居られるかと言われたら結構自信がなかったりする。

 

 

もちろん好きなこと(PCとか)に関しては無限にしゃべって居られるけど、

それ以外の話題については、興味のないことや、知ろうとしていなかったことについては本当に興味が湧かない。

 

 

それってわがままなだけじゃない?とか、

だらしがないだけだ!とかって言われるかもしれないし、

人間としてどうなのよ?っていう方もいるかもしれませんが、

割といっぱいいっぱいな場面ってあります。

 

 

ただ、それを寛容してくれるような優しい社会ではなく、

どんどんと私自身にレッテルが張られていきます。

 

 

遅刻魔。

時間が守れない。

優先順位のつけ方が下手。

忘れ物が多い。

スケジュール管理が苦手。

 

 

そんな感じで周りから言われたり、思われているんだと知らされると、

何やってるんだろう私は・・・。

と自己嫌悪に陥って、モチベーションを保つことができず、退職。

 

 

これの繰り返しでした。

 

 

ただ、これもADHDが起因している部分が多くて、

私だけの心の持ちようだけではどうすることもできないのは頭ではわかっているけれど、それを社会は良しとはしてくれません。

 

 

もっと重い障害を抱えていらっしゃる方からしたら、

たかがADHDじゃん。という方もいらっしゃると思いますが、

これも一つのマイノリティの要素であって、

 

 

そこにLGBTQ+であることが加わると完全に、変な目で見られる対象となってしまいます。街を歩けばわかります。

 

 

だから、私にとって普通を実現することがどれだけ難しいことなのか、

たまに目の前の壁の高さに絶望してしまうことがありますが、

それでも生きている以上は、いつかは乗り越えなければならない壁です。

 

 

一回で飛び越えることは難しいけれど、

1段1段すこしずつ壁を乗り越えられるように、

私らしく生きながら超えていきたい。

 

 

そんなわがままな私の生き方に軽蔑の目を向ける方もいらっしゃると思うし、

みんながみんな私と同じ道を歩むことが正しいわけじゃないのはわかっていますが、

不器用で非効率な生き方かもしれないけれど、

 

私はこうすることしかできないと今の時点では思っています。

 

 

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。

ビスマルクも言っていた言葉ですが、私は賢者ではありません。

 

 

特定の分野では力を大いに発揮できるかもしれませんが、

皆さんができて当たり前だと思っていることができない可能性は高いです。

 

 

ADHDと診断されて生き方に悩んで居る人も、

身近にそういう方が居る方も、

不器用で非効率な生き方かもしれない方法を選ぶことが、

本人にとっていい場合もあるということを認識していただけたら。

 

 

 

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